重機・建機ごとに必要となる免許・資格

建設現場や土木工事、解体工事など、様々な場面で活躍し�
�いる重機・建機ですが、トラックなどの自動車とは違い専�
��的な操作技術や知識が必要となる重機や建機は、重機や建
機の操作はもちろん、機械ごとの構造や作業に関する知識�
�関係する法令を習得する必要があります。

基本的に、自動車の教習所のように学科と実技を経て最終�
�に終了試験に合格することで「資格」を取得できるのです�
��、重機・建機がもつ機能や作業内容によって取得する資格
に違いがあります。そこで今回は、重機・建機ごとに必要�
�なる各資格についてまとめてみました。

「無資格運転には要注意」

重機や建機を使用して無資格で作業した場合は、労働安全�
�生法により「事業主は6ヶ月以下の懲役もしくは50万円以下�
��罰金、無資格で操作・運転した者は50万円以下の罰金に処�
��る」と定められています。

また、インターネットでよく「私有地であれば免許・資格�
�無くとも運転操作することが可能」という書き込みがあり�
��すが、労働安全衛生法で「資格を受けたものでなければ、
その作業に就かせてはならない」と定められており、物損�
�故や人身事故を起こしても一切の保険が利きませんので全�
��自分で対応することになります。さらに、事故の内容がひ
どい場合は労安法違反や刑罰の対象として罰せられること�
�ありますので、重機や建機を操作するのであれば必ず資格�
��取得してください。

資格の区分は大きく分けて2種類

重機や建機の資格には、たとえ同じ機械を使用する場合で�
�大きく分けて2種類の資格があり、間違えてしまうと重量制
限により目的の重機・建機の操作ができない可能性もあり�
�すので、使用する機械の重量などに合わせた種類の資格を�
��得するように注意してください。

「特別教育」

技能講習に比べて学科と実技の教育時間が短く、簡単に取�
�することができますが様々な制限があります。例として「3
t未満のものに限る」というような重量制限などが付いた資�
��となります。

「技能講習」

労働局長登録教習機関により学科と実技の講習が行われて�
�るもので、重量のある重機や建機でも操作することができ�
��す。また、誰でも受けられるものや、一定の資格が必要な
ものがありますが、特別教育の上の資格となりますので技�
�講習で資格を取得すれば特別教育は不要です。